面白かった本 (ウェブデザイン・シニア・高齢者・ユニバーサルデザイン)

『シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール』
トライベック・ストラテジー㈱監修他
出版社:グラフィック社
出版年:2014
ISBN:978476612694

 

ウェブサイトの基本ルール等の本はよく見かけますが、「シニアが使いやすい」というところに惹かれ、たまたま公共図書館で見かけたので借りて読みました。

自分が仕事(大学職員)をしているときから悩んでいたことではありますが、誰にでも使いやすいウェブサイトとはどうしたらいいのか、結局は使いにくさを感じる人の方に合わせることになると思います。

そういう意味ではユニバーサルデザインであり、今の世で必要なデザインなのかなとは思いました。

読んでいて面白いのが、「シニアは別タブで開いても戻るボタンで戻ろうとする」など、シニアの習性というか、こういう傾向があるということを解説してくれているところです。

実際に自分や確認を行う上司が使えるかどうかに依存してしまっているところもあったので、人の傾向を理解することができるのは非常に重要だと思いました。

 

また、実際の企業の例などをとりながら解説してくれているので、非常にわかりやすいです。

ユニバーサルデザインとはいいましたが、高齢化の進む社会で、高齢者をターゲットにしたデザインが必要になるのは必然です。

少しでもウェブデザインや広告に関わる人には読んでおいていただきたい本だと思いました。

 

余談

大学に勤めていたときに悩んでいたのは、学生向けと教職員向けの狭間でした。

学生が好んで使うようなデザインにしたい。という反面、教職員にもわかりやすく・なじみやすいものにしたい、と思っていました。

しかし実現はできていません。どっちつかずになってしまった感じです。

教職員は教授などになると高齢な方も多く、どちらかというと今回のシニア向けの本を参考に考えたかったなあと感じました。